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メディアDAO &JPYD日本円ステーブルトークン on Astar Network

Tomoya Nagasawa | HiÐΞ
5ヶ月前
メディアDAO概要HiÐΞプロトコルとの関係JPYD日本円ステーブルコイン発行各種VP(Voting Power - 投票権)メディアDAOの役割記事投稿手数料と利益分配スポンサー投稿JPYD外部購入国庫の帰属ロードマップ1. ASTR投げ銭とJPYDのトークンバック2. JPYC 投げ銭対応 / 国庫マルチトークン担保ロジック実装3. 記事のNFT化4. トピック・コミュニティ作成5. Astar Dappステーキング運用6. HiÐΞプロトコル改善版運用開始WEB3時代のメディアDAOの重要性メディアDAO音声解説 by Lawrenceさん

Astar Network上でHiÐΞをフル活用したメディアDAOと、メディアDAOの活動に価値を裏付けされた100%担保のJPYD日本円ステーブルトークンを発行予定です。今回の記事はその草案でトークン設計等をAIを使ったシミュレーションで洗練させているのでそちらも先行公開しました。 『自動化』 ボタンをクリックするとシミュレーションが始まります。規制等の解釈について専門家の確認等まだ取っていない見切り発車なので、メインネット実装までに仕組みが大きく変更される可能性がありますがご了承ください。既存の仕組みを応用したものなので、既にHiÐΞをご利用の方には馴染みやすい設計かと思います。

また、既にAstarのテストネットShibuyaにて投げ銭機能のテスト中です。

メディアDAO概要

HiÐΞプロトコルとの関係

去年DAOに持続可能に報酬分配するHiÐΞプロトコルを発表して試験運用していましたが、プロトコル自体を誰が管理するのかとか予算投票権として使えるVP(Voting Power)やWP(Warashibe Point)の定義が曖昧でした。メディアDAOは投げ銭によってエコシステムに価値を与えることで獲得できるVPによってHiÐΞプロトコルをガバナンスするDAOです。

JPYD日本円ステーブルコイン発行

また、用途が限られていた任意の投げ銭手数料に応じて還元されるWPを前払式JPYD日本円ステーブルトークンと再定義しメディアDAOによってその価値や流動性を担保してしまおうというアイデアです。これによって、メディアを分散化させながらそのメディアのガバナンスに載っけて流動性の高い日本円ステーブルトークンをマスアダプションさせるということが同時に実現でき、さらにメディアDAOの国庫であるJPYDの担保金をAstarのDappステーキングで自動運用することによりインフラであるブロックチェーンのエコシステムを拡大して価値を安定させるという一石三鳥な設計になっています。JPYDは記事投稿やトピック作成等プロトコルの利用料に使うことができ、国庫の運用によって生じるステーキング報酬とプロトコルの利益はエコシステムへの貢献度に応じてライターに還元される仕組みになっています。

  1. 投げ銭の還元率(手数料)をライターが自由に設定できる
  2. 支援者がお好きな記事にASTRで投げ銭する
  3. ライターが記事に設定した還元率分のJPYDが発行され支援者に還元される。投げ銭ASTRは還元分は国庫に追加され、還元分を引いた額がライターに渡る。投げ銭をすることがJPYDのマイニングになる。
  4. 国庫に割り当てられた還元分のASTRはDappステーキングで自動運用され、その運用益が国庫を拡充するとともに、Dapp報酬がHiÐΞプロトコルを通じてDAOとライターに分配される
  5. JPYDは記事の投稿やトピックの作成の手数料として使用することができ、手数料で得たプロトコル収益はシーズン(一定期間)ごとにライターに分配される

JPYDメディアDAOはギフトエコノミーをプロトコル化して通貨発行する仕組みとも言えます。

各種VP(Voting Power - 投票権)

記事に投げ銭をするとIVP(Investor Voting Power)を獲得し、投げ銭を受けとるとPVP(Player Voting Power)をJPYDの還元数に応じて受けとります。JPYDの還元数は記事の著者が任意に決める手数料率で決定されます。還元率の高い記事に投げ銭すればより沢山のIVPを獲得でき、記事のライターは還元率を高く設定すればより投げ銭されやすくなると同時により沢山のPVPを受け取れます。IVPとPVPが分かれている理由は、投げ銭主と記事ライターではエコシステムに対する貢献の仕方とインセンティブが違うのでこの二つを混ぜないで分権させることでより精度の高いトークンエコノミーを設計できると考えたからです。投資家の意見が尊重されるべき要件とコンテンツクリエイターの意見が尊重されるべき要件で分けたり投票権を比率でミックスさせることもできます。

記事はIVP/PVPと同量のAVP(Article VotingPower)を受けとりAVPに応じてDapps上の表示順が決まります。これまで、いいね数を基準に記事の表示順を決めていましたが、いいねには本源的価値がない(対価やリスクなくできる)ので投げ銭還元によるJPYDの発行という対価があるAVPにより番付する方がより本質的なランク付けになるかと考えています。また、記事が登録されているトピックは投げ銭によってTVP(Topic Voting Power)を獲得しTVPがトピックの表示順やHiÐΞプロトコルでの財源の割り当て率に影響してきます。TVPはAVPを登録トピック数で分割した値です。(例: 3AVPの記事を3つのトピックに登録 = 各トピック1TVP獲得)

メディアDAOの役割

メディアDAOへの参加やガバナンスが果たす役割をリストアップします。

  • HiÐΞプロトコルやメディアDAOそのもののパラメータ設定等
  • HiÐΞプロトコルがDAOへ予算分配する際の投票権
  • メディアDappsへのトピックや記事の掲載順を投げ銭還元で決める
  • IVP(投資家VP) / PVP(プレイヤーVP)にを使った各種投票参加
  • 貢献度によってプロトコル利益の分配を受ける

記事投稿手数料と利益分配

新しいメディアDAOのシステムでは記事を投稿する = NFT化になり変動するミント手数料が掛かるようになります。この記事投稿手数料の変動がイーサリアムでいうところのGASのような役割を担い、プロトコルの安定と投稿される記事の質等を担保します。仕組みを簡単に説明します。

まず、メディアDAOは一定の期間ごとに区切られるシーズン制になっています。そして、シーズンごとにプロトコルが獲得する手数料利益をAVP等を使った一定の基準でDAOメンバーに自動分配します。各シーズンごとに発行JPYDに対する国庫の目標の担保率を定め、リアルタイムの投げ銭状況からその担保率を達成できそうであれば投稿料が下がり達成できなそうであれば投稿料が上がります。ASTRトークンの価格変動リスク等も記事投稿料と国庫の運用戦略の組み合わせでカバーされる予定です。また、記事投稿の他に記事をトピックに登録するのにもトピック毎に記事投稿と同額の登録料が掛かります。記事投稿料が10JPYDで3つのトピックに登録したい場合40JPYDが必要になります。トピックに登録すると当然Dapps内での記事の露出率が上がると同時に、投げ銭の他にHiÐΞプロトコルから別途プロトコル報酬を受け取れる可能性が上がります。

また、トピック作成にもJPYD手数料を必要とします。こちらの適正なロジックは現在考案中です。

スポンサー投稿

さて、記事の投稿料が上がると誰も投稿しなくなるのではないかとの懸念が生じますがここでスポンサー投稿という仕組みを使います。投げ銭をする人が、IVPを受け取らない代わりに他人の記事をNFT化(投稿)できます。これによって、NFTマーケットと同じで買い手が現れるまでNFTをミントしないといった事が可能になります。質の高い記事を書けば投稿料が上がっても誰かが代わりに投稿料を支払ってNFT化してくれるのです。スポンサー投稿の仕組みによってさらに記事の質が担保されることになります。

JPYD外部購入

JPYDは前払式支払手段の日本円ステーブルコインとして提供する予定で、管理は株式会社和らしべになります。これによって国内の規制で他の暗号資産やJPYC等の前払式支払手段と合法的にDeFiができるようになります。また、メディアDAOの投げ銭還元以外でも購入可能にすることで国庫が投げ銭によるマイニング速度を越えて拡大されるので運用益とステーキング報酬によってよりエコシステムがより安定することになり、HiÐΞプロトコルによるDAO/ライターへの報酬も増加する見込みです。外部購入と投げ銭還元によるマイニングの違いは、外部購入ではIVPが付与されないためメディアDAOのガバナンスに参加する権利は得ません。

また、JPYDは今後提供する弊社の様々なDappsで利用可能になります。手数料の民主化であらゆるWeb2サービスをヴァンパイアアタックしWEB3化する計画を立てています。ブログサービスでいうと、記事の売買やマガジンのサブスクリプションに使えるようになります。

国庫の帰属

国庫の資金はどこに帰属するかに付いて明確にしておきますが、こちらはJPYD前払式支払手段を発行している弊社の収益となりその用途は弊社に決定権があることとします。現状想定される用途としては、常に100%以上の担保率を保ちながら以下の用途によってエコシステムの拡大に用いる予定です。

  • 前払式支払手段の50%供託金に割り当て
  • Astar Dappステーキングによる運用益でエコシステムを安定化
  • 上記ステーキング報酬によるHiÐΞプロトコルの報酬増加

また、国内メディアDAOと同じ仕組みを独自トークンを発行してグローバルDAOでも行う予定ですので、より分散性を求める方はASTΞROIÐの発表をお待ちください。国内の場合規制の関係で持続可能にスケールするためには前払式支払手段の日本円ステーブルトークンを発行する今回の草案がベストだと判断しました。

ロードマップ

今後の実装ロードマップです。

1. ASTR投げ銭とJPYDのトークンバック

Astarトークンの投げ銭によるJPYDのトークンバックとVoting Power(IVP/PVP)を獲得できるコントラクトを公開します。

2. JPYC 投げ銭対応 / 国庫マルチトークン担保ロジック実装

JPYCがAstar Networkに対応されるタイミングで、DEXでの自動変換を使ったJPYCでの投げ銭と国庫をマルチトークンで担保するロジックを実装します。

3. 記事のNFT化

Astar Networkでの記事のNFT化を開始し、AVPによってHiÐΞ Dappの表示順等が調整されるように変更します。

4. トピック・コミュニティ作成

トピック・コミュニティをNFTとして作成可能にし、記事を登録可能にします。トピックの格付け等がTVPによって決まるようになります。

5. Astar Dappステーキング運用

AstarのDappステーキングでの運用を開始し、国庫の安定化やHiÐΞプロトコルの報酬プールを作ります。

6. HiÐΞプロトコル改善版運用開始

課題の沢山見つかったHiÐΞプロトコル v1を大幅改善し、DAO/クリエイターへの持続可能な報酬分配プロトコルの本格運用を開始します。

WEB3時代のメディアDAOの重要性

最後に何故メディアDAOとステーブルトークンが社会変革の鍵になるかを書きます。今後WEB3の時代に置いて国や社会を動かしていく仕組みが以下のようになるからです。キーワードは Zeitgeist(時代精神) です。

さて、Zeitgeistとはなんでしょう?元はドイツ語ですが時代精神という意味で、僕流に簡単に解釈すると 『その時代の方向性を司る社会全体の機運』 です。下の動画はクリプトでもトップVCの、a16z がPMF(プロダクトマーケットフィット)より大事なのは実はPZF(プロダクト時代精神フィット)であると語ったものですが、例えば明らかに素晴らしいプロダクトで成功する条件しか揃っていなかったのに時代が早すぎたために失敗したとか、昔失敗したアイデアを今再トライしたら成功したなんてことがあります。これはそのタイミングの時代精神が成否を分けるファクターになっているというのです。


日本でも昨年末からWEB3の時代精神が急激に醸成され、今月に入ってから国の政治家の方々も暗号資産の税制改善等に乗り出しています。時代精神は社会と国を動かすのです。

そして、特にクリプトの時代精神を創っているのは明らかにTwitterでのフロー型のコミュニケーションであり、Twitterでの情報発信や議論の元となっているのはブログ等、様々なWeb2メディアによるストック型の情報です。WEB2のストック型の情報発信ツールをWEB3にしたものが分散型CMS(コンテント・マネジメント・システム)であり、それの究極系を目指しているのがHiÐΞです。

また、分散型の経済活動に必要なのは価格変動のないステーブルコインであり、メディアDAOがステーブルコインを発行して正当な価値評価プロトコルに基づいてメディアを分散化させるなら、国や社会の方向性は最終的にメディアDAOに大きく左右されることになります。

情報が社会を動かす時代精神を醸成し、ステーブルトークンが経済活動を媒介するからです。

ブロックチェーンベースのメディアDAOプロトコルが社会の方向性を決め、国を動かすインフラになります。

JPYDメディアDAO近日始動予定。トークン設計のシミュレータはこちら

メディアDAO音声解説 by Lawrenceさん

クリプトユニバーシティを運営されているLawrenceさんによるTwitterスペースでの最高に分かりやすい音声解説です。どうも有り難うございます!


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