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メディアDAOインタビュー: HiÐΞプロトコルにガバナンスを与えるDAOによるWeb3経済圏への招待

Lawrence
3年前
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Lawrenceです。メルマガからのリンクで来てくださった方、今週もありがとうございます。

今回はHiÐΞプロトコルを開発している株式会社和らしべCEOの井元さん(sushihiÐΞaki | warashibΞ.HiÐΞへのインタビュー回です。インタビューの内容をもとに「HiÐΞ メディアDAOの概要と仕組み」や「今後の展望」について紹介していきたいと思います。

- メディアDAOのホワイトペーパーはこちらから読むことができます。

- LawrenceによるメディアDAOの考察はこちら(2022/3/23追記)

HiÐΞ(ハイド)とは、分散型CMS(コンテンツマネジメントシステム)といわれるプラットフォームです。日本円ステーブルコインのJPYCやAstar NetworkのASTRをHiÐΞに投稿されたブログに投げ銭できることが特徴です。投げ銭金額に応じて発生する独自トークンがブロックチェーンによるエコシステムで運用され、プロトコルを通した財源分配によりクリエイターの活動を持続可能にするWeb3コミュニティプラットフォームといわれています。 (より詳細な仕組みは別の記事動画で紹介しています。)

インタビューはTwitterスペースで開催させていただきました。30日間は録音された音声を視聴することが可能です。ぜひあわせてお楽しみください。(インタビュー本編は11:00〜からです)

それでは、以下本編です。よろしくおねがいします。(かっこ内におおよその再生開始位置[タイムスタンプ]を記載しました)


HiÐΞプロトコルにガバナンスを与えるDAOによるWeb3経済圏への招待

今回の記事では、メディアDAOの概要、仕組み、展望などを把握できる内容をインタビュー形式で紹介させていただきたいと思います。


Lawrence:HiÐΞメディアDAOを作ろうと思ったのはなぜですか?(11:00~)

Sushi:わたしたち株式会社和らしべは、最終的にDAO(自律分散型組織)を目指しています。しかし、いきなりDAOを立ち上げてもうまくいくかどうか分からないし、不透明な部分もあるため、少しずつ理想的な組織形態に向かうための土台・骨組みとなるようなものが作りたかったからです。


Lawrence:HiÐΞプロトコルとメディアDAOはどんな関係ですか?(20:00~)

Sushi:HiÐΞプロトコルの仕組みをまずは紹介しますね。我々開発チームがプロトコルとしてHiÐΞを開発し、「財源(トレジャリー)」をプロトコルにプールできるようにしています。投げ銭や貢献度に応じてWP(わらしべポイント)や投票権(Voting Power)をユーザーに付与し、それらに応じた値(パラメータ)をもとに財源からスマートコントラクトで報酬分配をする仕組みでした。

しかし、「WPや投票権の使い道が限定的だったり曖昧」といった課題があり、投げ銭や投票する意義を積極的に感じにくい状態でした。WPなどを入手するインセンティブをより明確にして強くしつつ、プロトコルに対するコミュニティによるガバナンス(投票による財源報酬の調整など)を与えるのがメディアDAOの役割です。


Lawrence:HiÐΞメディアDAOとは何ですか。ビジョンや目指すものはあったりするのですか?(23:00~)

Sushi:メディアDAOとは、記事やコミュニティ(トピック)のサイト内掲載順をどうするか、プロトコルの報酬をどの位の割合で分配するのか、といった事を投資家もライターもその貢献度合に応じてガバナンスに参加できるようにし、意思決定をしていくための仕組みです。

メディアDAOでは、記事を投稿した時にユーザー自身が設定できる手数料を還元する意味や価値をより強め、WPあらためステーブルコインのJPYDを還元することにし、「還元したか、還元されたか」によって得られる投票権(VP)を細かく分けて与えていきます。開発チームもコミュニティのメンバーとして対等に協力し、DAOによるガバナンスでHiÐΞプロトコルをよりコミュニティにフィットさせていくのが目的です。


Lawrence:ユーザーはどのようにメディアDAOを利用できますか?(24:00~)

Sushi:「記事を書く」「投げ銭をする」これらをすることにより誰でもメンバーになれます。投げ銭をするとInvestor Voting Power(IVP)を貰え、記事を書いて投げ銭をもらえればPlayer Voting Power(PVP)が貰えます。この2種類がメディアDAOのガバナンスをするための投票権になります。これら投票権は、JPYDを還元した(された)量と同額を受け取るかたちの予定です。

2種類に別れている理由は、例えば、「リッチエディターを追加して書きやすくして欲しい」という提案において、投資家としてはマークダウンとリッチエディターどっちでも構いませんが、記事を書くライターからすると切実な問題となる場合があります。こうしたとき、投資家の立場、ライターの立場、両者の意見を投票に反映させやすくするために分けています。

よくあるのはDeFiではアーリーアダプターや取引量によってガバナンストークンを与えたりしていますが、メディアDAOの場合は「記事を書く」「投げ銭をする」という一手間をおき貢献具合を計ります。プロポーザルの提案は随時にするかどうかは、開発がどれくらい必要になるのかといったことも関わるので現在検討中です。


Lawrence:各種VP(IVP・PVP・AVP・TVP)についてかんたんに教えてください。(34:00~)

Sushi:IVP、PVPについては先に説明したとおりです。AVPとは、Article Voting Powerのことで「記事に対してVPを付与するもの」です。コンテンツの記事の順番に影響します。HiÐΞでは投げ銭文化なのでいいねがあまり押されないことがあるんですよ。これまでハートボタンによって記事の表示順によっていたのをこのAVPによって決まることになりますね。AVPは記事に投げ銭をされた時に発生し、記事に対して付与されます。こうすることでより本質的な番付になるのかなと思います。上位表示の効力は1日の中でどれくらいAVPが付与されたかが影響するようになると思います。ずっと上位表示されるようになるわけではないです。AVPが付与されなくなれば下に下がります。

TVPとは、Topic Voting Powerと呼ばれるものです。トピック=コミュニティと理解してもらってOKです。トピックとは、何のことについて書いてある記事なのかとか、何のコミュニティに所属している記事なのかを示します。TVPはAVPと同様にHiÐΞでの上位表示順にも影響を与え、さらにプロコトルからの財源分配される金額に影響していきます。記事にトピックを設定していて投げ銭されればTVPがトピックに対して付与されます。


Lawrence:ライターにはどんなメリットがありますか。コミュニティ運営者にはどんなメリットがありますか?(45:30~)

Sushi:ライターは投げ銭が受け取れることに加えて、そもそもHiÐΞはプラットフォーム手数料を民主化するということが特徴です。つまり、ユーザーのオーナーシップを発揮させることができるので、記事の手数料率はライターが「0.5%~20%」の間で自由に決めることができます。サービス運営者が決めるのではなく、ユーザーが決めることができるのもメリットとしてあります。ゲーム理論のように投げ銭の還元率を決めるところも面白いですし、心理的なせめぎ合いがあったりします。今は還元率は13%くらいが平均になっています。

一方、コミュニティの運営者のメリットとしては、予算をプロトコルから分配してもらうことができます。例えば、コミュニティを盛り上げてくれるような記事に対してより多くの報酬を与えるようにすることも可能です。過去にHiÐΞプロトコルの100万JPYCの争奪戦(JPYC社のグラントによる財源イベント)があった際に、ユーザー数は3倍に増え、プロトコルの金額が100万円を投下したところ200万円(+100万円された)に増えたんです。この時に面白い記事もたくさん増え、コミュニティの力があらためて重要であると思いました。

また、たとえばNFTクリエイターさんが自分の作品を作った時にトピック(コミュニティ)を作り、作品の公開にあわせて記事を書けば作品の宣伝もできるし、クリエイターを応援するファンは投げ銭で応援することができます。また、ファンの方がNFTを購入した体験記を記事にしてトピックを設定すれば、トピックの財源からさらに報酬を分配することもできます。ファンにしっかり利益を返してあげられる財源を確保できるというのもコミュニティ運営者のメリットだと思います。


Lawrence:WPをJPYDに再定義したのはなぜですか。また今後WP(もしくはDOGGOD)は使われなくなるのでしょうか?(56:00~)

Sushi:WPはJPYDとして定義したのは、メディアDAOのガバナンスと絡めて流動性を確保しつつ、マスアダプションさせ、JPYDの担保金をDeFi運用することでプロトコルを安定化させるといった目的があるからです。今後はWPは前面に登場する可能性はないかも知れませんので、コミュニティのみなさまに何かイベントに使ってもらえたら嬉しいなと思っています。でも、現状WPの利用用途がなくなるのは確定ではありません。もしくはWPを持っている方にはHiÐΞのオリジナルグッズをプレゼントするのもいいのかなと思っていたりします。

DOGGODはそもそもテストトークンとして発行したもので、DOGEコインが流行っていた頃、ノリで作ったトークンなのであまり期待はしないでください(笑) HiÐΞの公式マークの犬はこの「犬神」から来ており、JPYDの「D」はDogの「D」なので犬神の呪いは引き続きます。


Lawrence:「JPYDメディアDAOはギフトエコノミーをプロトコル化して通貨発行する仕組み」と記事にありますが、ギフトエコノミーとはどのようなものですか?(1:02:50~)

Sushi:「投げ銭」という言葉をあまりいい表現だと思わない方もいらっしゃいます。しかし、本質的には相手へのプレゼント=ギフト(寄付)のようなものだと捉えています。HiÐΞでは投げ銭をすることでJPYD入手できるので、プロトコル化しているといっています。


Lawrence:記事NFT化手数料を変動的にしたのはなぜですか。またスポンサー投稿とは何ですか?(1:05:45~)

Sushi:メディアDAOでは記事投稿=NFT化になります。「手数料がかかるならNFT化しないよ」とはなると思いますが、Ethereumではガス代としてネットワークのセキュリティを維持する仕組みがあり、これと同じようにHiÐΞプロトコルを開発維持するための手数料が必要となります。また、記事の質を担保することにも役立ちます。投げ銭の担保率を下回らないようにするために担保率が下がれば手数料率は上がるように設定されています。

とはいえ、手数料が上がりすぎてしまう場合、記事を書くのを躊躇ってしまう人がでないように、ファンなどにより投げ銭をする人がIVPをもらわない代わりにNFT化(記事投稿)をしてあげることができます。これはコミュニティ運営者がコミュニティの宣伝のための記事を書いて欲しいという依頼をしたとしたら、スポンサー投稿として手数料は負担しますよ、といった使い方も可能だと思います。これらの手数料は国庫(財源[トレジャリー])の担保率によるので、手数料を下げたいライターvs担保割によるプロトコル崩壊を恐れる投資家で、議論によって担保率を決定する投票をすることになると思います。

実際にどれ位手数料が上がるのかは担保率によるのでぼくらもやってみないと分からないという感じです。


Lawrence:一定の期間ごとに区切られるシーズン制にするのはなぜですか?(1:18:49~)

Sushi:通常、投票というのは期間が区切られるものであるべきで、ダラダラと続けるものではないと思います。Gitcoinでも寄付できる期間を決めていると思います。それから、分配するための財源を国庫にチャージしていく目的もあります。イメージとしては、投票期間1週間・分配期間1ヶ月というような感じです。


Lawrence:JPYDはどうやったら入手できますか。外部から購入もできますか?(1:21:00~)

Sushi:現状は投げ銭によるマイニングだけですが、JPYC社のようにJPYDを日本円で購入できるようにしたり、DEXでJPYCと交換できるようにすることは考えています。DeFiのDEX開発はできなくないですが、金融庁に目をつけれるのも良くないので慎重に検討しています。JPYDはJPYCやその他の前払式日本円ステーブルトークンの一種と考えてもらって大丈夫です。


Lawrence:国庫の資金は安全に管理されていますか?(1:24:30~)

Sushi:内部のハッキングを防止する目的で、ジェネシスセーフとかのマルチシグウォレットで管理しています。コントラクトの監査は第三者に見てもらうことにしていて抜かりなくしようと思っています。ただ、正直監査を受けてもハッキングされることもあるので、テストインプロードでやりながらバグを改善していくつもりです。プロトコルの運営を通じてバグの修正はこれまでも行なってきています。使っていたコントラクトを新しいコントラクトと入れ替えるといったイメージの技術もあるようなのでそういった仕組みで最初から開発はしてきています。


Lawrence:今後のロードマップについて教えてください。(1:31:00~)

Sushi:今はAstar Networkの投げ銭、JPYDの還元とIVP・PVPは実装されています。確認方法はウォレットをAstar Networkにし接続してから上級メニューから「ウォレット」をクリックするとIVPやPVPなど全体の金額のダッシュボードで確認できます。JPYDの発行数は3700JPYDほどなのでまだまだですね。国庫には280ASTRが入ってます。

Astar NetworkでもJPYCが投げ銭できるようになる予定です。これはJPYCがAstarに対応してからになります。この対応が終わればAstarはJPYCに自動変換されて受け取りできるようになるかも知れません。日本人ユーザーはASTRを日本円に結局変換しないと面倒だと思うので、たぶん全部JPYCに変換されて受け取れるようになると思います。NFT化、トピック作成はこれからできるようになります。これでTVPが適用できるようになります。


Lawrence:「ブロックチェーンベースのメディアDAOプロトコルが社会の方向性を決め、国を動かすインフラになります」と記事にありますが、この展望を実現するためにはどのようなことが必要だと考えていますか?(1:36:50~)

Sushi:現在、VCや事業者と言われる方々からWeb3の事業領域にリアルマネーが良くも悪くも流れてきています。この流れは拡大しつつあり、日本においても状況は同じです。このパワーをいかに上手く活用していけるかが重要であると考えています。一発当てるようなものというよりも、Web3では、持続的に右肩上がりに成長できる「トークン設計」が重要であると思います。今のところ、ロングタームで成功しているのはBitcoinとEthereumしかないと思っています。HiÐΞがここに並ぶようなプロダクトになることができれば、まさに「社会の方向性を決め、国を動かすインフラ」になることができるのではないかと思います。

ギフトエコノミーはすでに色々なサービスで取り入れらていますが、我々は「売る・買う」という経済活動の最も基礎部分に注目しており、ここの上で活動する貢献者達に対してVPを与えるといったトークン設計を行い、経済圏の基盤をプロトコルとして作ろうとしています。かんたんに情報発信できるプラットフォームを提供できるようにし、今までは権力のある広告主からの報酬に頼っていたところをトークンによるガバナンスを与えられたプロトコルにより自動的に行うことで、貢献者の活動を持続可能にできるのだと思っています。要は、商店街で大根を売ります、買いますにもポイントを与えようということです。売った方も買った方も商店街に貢献していることは確かですから。HiÐΞはCMS(コンテンツマネジメントシステム)として開発しているので、ブログだけでなく、動画や音声の投稿できるように変えていくことも可能です。経済圏に貢献したあらゆる人、コミュニティに対し、どのように報酬を与えていくか(分配していくか)を自分達で決定し、HiÐΞを利用して活動を持続的にできるようトークンでブーストしていくような光景を想像しています。


Lawrence:本日はお忙しい中長時間のインタビューにお答えいただきありがとうございました!

Sushi:こちらこそありがとうございました!


HiÐΞプロトコル基本情報

メディアDAO

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topic→https://web3.hide.ac/topics/VpcFIHg06

クリプトユニバーシティは、クリプトとブロックチェーンを「テクノロジーとして学ぶこと」がコンセプトのラーニングコミュニティです。

仮想通貨の儲け話はありません。大学をイメージした雰囲気でワイワイと学びながら情報交換していき、クリプトの世界を楽しむことを主な活動としております。

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  • 知識を一人で学ぶとモチベーションを維持するのが大変で、挫折しやすい
  • 特にブロックチェーン産業は世界でも拡大しており、技術を応用したプロダクトは日常生活に少しずつ普及している
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  • コンテンツを投稿するインセンティブとして、 crypto-university トピックを設定してHiÐΞに記事を投稿した場合、積極的に投げ銭を行なっています。NFT広告枠という枠を設けており、これからの収益の一部を投げ銭の財源にし、システム化を目指しています。

以上です。興味のある方はぜひご参加ください!


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