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OpenSeaで使用される3種類のETHについて

Justine
2年前
 ♦♢♢♦♢♢♦♢♢♦♢ 3種類のETH    ♢♦♢♢♦♢♢♦♢♢♦ 1)黒 ETH 2)赤 WETH (ラップドイーサ)3)紫 WETH 

 ♦♢♢♦♢♢♦♢♢♦♢ 3種類のETH    ♢♦♢♢♦♢♢♦♢♢♦
 

 


OpenSeaでは3種類のETHが利用されています。

黒     ETH    :イーサリアムチェーンで「固定価格販売」での購入
赤 WETH :イーサリアムチェーンで「オークション」または「オファー価格」での購入
紫 WETH :ポリゴンチェーンでの購入

 

1)黒 ETH 

取引所で購入できるETH(イーサリアム)です。 
イーサリアムチェーンで「固定価格販売」での購入の時に使用します。
ガス代が他に比して高いのが難点です。


2)赤 WETH (ラップドイーサ)

Wrapped(ラップした)イーサリアムとは、イーサリアムにトークン(ERC20)の性質をプラスしたものです。ERC20規格にすることによって、同じトークンであるNFTと直接交換できるようにしたものです。

イーサリアムチェーンで「オークション」または「オファー価格」での購入の時に使用します。オークションに申し込むたびに手数料がかかりますので、手数料が安いWETHが利用されているのです。

ETHとWETHの価値は同じで、1ETH=1WETHです。

WETHを円から直接購入できませんので、DEX(分散型取引所)でスワップする必要があります。手数料とGAS代が必要となります。スワップにつきましては後に説明します。


3)紫 WETH 

ETHをPolygonネットワークで使うためにラッピングしたもので、正式にはPoS-WETHといいます。
WETH(ポリゴン)は、固定価格販売であってもオークションであってもポリゴンチェーンでの購入に使用します。

WETH(ポリゴン)を入手するには、ポリゴンとイーサリアムは、異なるチェーンになりますので、DEX(分散型取引所)でブリッジする必要があります。しかし、最初からポリゴンチェーンのMaticを購入してDEX(分散型取引所)でスワップすることで手数料を安く(ほぼ無料)抑えることが出来ます。こちらも後に説明します。


4)黒・赤・紫ETHの交換レートは、すべて同じ価値を持ち「黒ETH・赤ETH・紫ETH=1:1:1」です。

5)注意してほしいことですが、bitFlyetrなどの取引所へ送金して日本円に戻せるのは黒ETHだけです。万が一、赤ETHや紫ETHのままトランスファー処理をしてしまうと、セルフGOXしてしまいます。

NFTを売却した後の利益やウォレット残金を日本円に換える場合、赤ETHや紫ETHは一旦黒ETHに交換する必要があります。そして、取引所に送金して日本円に換金するという流れになります。

6)赤WETHの入手方法(スワップする)

OpenSeaで行う場合

1.OpenSea右上のウォレットマークをクリック
2.ETHの右側の3点マーク(More)をクリック
3.Wrapを選択

 

 

小ウィンドウが開きますので、交換したいETHの数量を入力し、下のWrap ETHのボタンを押下します。交換レートは 黒ETH:赤ETH=1:1 です。
ガス代は交換する度に発生しますので、頻繁にNFT売買する方は、まとめて交換しておくか、安いタイミングを見計らって交換しておくと良いですね。

7)ガス代について

ガス代とは、イーサリアム ブロックチェーンの取引手数料を指します。これは、トランザクションを検証または完了するためにユーザーが支払うものです。暗号資産やNFTを送金する際、DEX(分散型取引所)を使った取引を行う際などに必要となります。


ガス代を節約する方法

   イーサリアムネットワークとやり取りする需要が低い時間帯を利用する。
   一般的に、①深夜から昼前にかけて、ガス価格Gweiは高くなりやすい
           ②土曜日・日曜日はガス価格Gweiが比較的安く安定している
           ③14時~20時くらいがガス代が安い時間帯といわれています。

   特に急ぎでないなら、処理速度を低速にしてガス代を節約することができます。

   ガス価格は、Ethereum Gas Price Chartというサイトやイーサスキャンのサイトで随時更新されていて確認することができます。


Ethereum Gas Price Chart

 

イーサスキャン

 

MetaMask は、ガス料金を設定する際に 3 つのオプションを提供しています。

」🐢 : 市場価格よりもはるかに低く、急がない場合に、より低いガス代ですむことがあります。しかし、この設定は過去の傾向に基づいているため、トランザクションが確実に完了するとは限りません。トランザクションを通過させる必要がある場合、これは適切な設定ではない可能性があります。
市場」🦊: 市場価格を反映します。
アグレッシブ」🦍: 市場価格に比べてかなり高いです。そのかわり、最大料金と優先料金を設定して、トランザクションが成功する可能性を高めることができます。


MetaMaskは最初に、以前のブロックの履歴に基づいて最大金額を設定します。ガスごとの最大料金と実際に支払ったガス代の差額は、ユーザーに「返金」されます。なので、実際には、提示されたガス代よりも少ないガス代で済んでいることが多いです。料金は、イーサスキャンで確認できます。


8)紫WETH(ポリゴン)の入手方法(ブリッジする方法とスワップする方法)

ETHをWETH(ポリゴン)にするには、チェーンが異なりますので、ブリッジする必要があります。

流れは、以下の通りです。
1. 取引所でETH購入⇒⇒Metamaskのウォレットへ送金
2. MetamaskにPolygonネットワークを追加
3. Polygon Wallet の公式サイトでETHをWETH(ポリゴン)にブリッジ。ネットワークを「イーサリアムメインネット」にします。※逆に「PolygonのWETH」→「EthereumのETH」へブリッジするときは「Matic Mainnet」にする必要があります!
4. メタマスク上でポリゴンETHを確認できるようにトークンを追加
5. ポリゴンETHでNFTを購入する際には、ETHそのものとは別にガス代としてMatic(マティック)が必要となります。Polygon Wallet の公式サイトの「Swap for Gas」でMaticをスワップで調達しておきます。
6、WETHとMaticを準備できました。


上記の方法ですと、ETHチェーンでのブリッジですので、ガス代が高くかかります。
ですから、最初からポリゴンチェーンのMaticを購入してWETHにスワップする方が断然お得になります。

流れは、以下の通りです。
BITPointは、出金手数料無料ですので、今回は、BITPointを利用します。
1.BITPointで「Matic」を購入する。必要なWETHを入手できる分の数量を計算して購入。その際、ガス代のMatic分もプラスして下さい。
2. 購入した「MATIC」をMetamaskのウォレットに送る。
3. paraswaprango.exchangeでMaticをWETHにスワップ
 

 

OPenSeaでNFTを購入する際、3種類のETHを見かけますが、今回はそのそれぞれについてと、入手方法についてざっと解説しました。
 

 

 


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Justine
2年前
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