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ウェルビーイング (Well-being)

Kenichiro Komazawa
2年前

WBC面白かったですね。これほどまでにドラマチックな感動は、漫画や映画や小説ではなく、リアルな世界でしか作れないと思いました。テレビを通じて見ている観客がこれほど感動しているのだから、当事者はどれほど貴重な経験をしているのか想像もできません。

最近「ウェルビーイング」という言葉をよく聞くようになりました。健康を考える時、体の健康だけでなく、心の健康や社会的な健康を含めた健康を考えるということです。それに伴って、働き方というものに対しても、心身ともに健康で生き生きと働くということはどういうことかを考えるキーワードだと思います。

今年、息子が社会人になるのですが、直前にふと、「これから40年も働くのか。」と少し憂鬱そうにつぶやいたことが、このことを考えさせられるきっかけでした。社会に出て仕事をするということが、夢や希望というよりは、義務や責任の方が大きく感じているのかもしれません。これは社会を作ってきた大人を見て、また身近で見てきた父親である自分の姿を見てそう感じたのかと思うと、責任を感じます。

well-being

これは楽天ピープル&カルチャー研究所が考えた、ウェルビーイングのあり方のイメージで、「三間(さんま)と余白」と呼ぶそうです。心・体・社会との関係を健全に保つためには、仲間とのつながり方、時間の使い方、空間の使い方という、3つの間をうまく取ることと、それぞれの間にあるアソビの部分(余白部分)をうまく作ることだということです。

これは本当に上手い表現であり、バランスよく使いこなすのは非常に難しいことだと思います。

昭和の時代は「モーレツ社員」という言葉が生まれるほど、仕事にがむしゃらに取り組み、家庭の時間や、プライベートでの体験を疎かにする風潮がありました。 平成の時代はバブルがはじけ、30年のデフレを経験することで、社会人の価値観も変化してきました。ゆとり世代という反動的な価値観も生まれてきた時代だと思います。

令和の時代になって、デフレ脱却の兆しも見え、またスポーツをはじめとした若い人材の活躍が目立つようになってきました。働き方、人生の楽しみ方にも、これからは新たな価値観が生まれると思われ、ウェルビーイングの考え方は一つの理想像として捉えられる時代が来るのかもしれません。


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Kenichiro Komazawa
2年前
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